こんな悩みを解決できる記事を書きました!
この記事を書いている僕は、家電量販店に10年以上つとめており、数々のジアイーノの販売実績がありますし、僕自身がジアイーノ愛用中です。
除菌意識の高まりでジアイーノの販売が好調な一方、「安全性」についての質問を販売店で本当によくいただきます。
アルコールの代替品として注目が高まった「次亜塩素酸」についてのニュースが2020年からテレビや新聞に取り上げられ、あやまった知識を持つ方が少なくないです。
そこで今回はジアイーノの安全性についての情報を整理して、チョー分かりやすく解説しますね!
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結論
ジアイーノは「安全」です。
理由は2つ。
- 「噴霧式」ではない
- 「安全」な濃度を「安定的」に出せる
詳しくは後述しますね。
コロナウイルスへの効果
メーカーとして公表していません。
理由はシンプル。
ジアイーノは「医療機器」ではなく「家電製品」だからです。
医療機器とは
医療機器の認定を受けてるとサイトやカタログで上記のような表記をしてますよ!
ならジアイーノも「医療機器」の許可を取ればいいじゃないか?って思いますよね。
ジアイーノは「医療機器」認定を受けられません。
なぜなら次亜塩素酸に関して法規制が追いついていないからですね。(まだまだ時間はかかりそうです)
医療機器ではないのに特定のウイルス(コロナウイルスなど)への効果を表記、暗示させてしまうと薬機法違反になるんです!
だから販売店でも「コロナウイルスにきく」みたいな露骨な表記や思わせぶりな表記は絶対にできないんですね。
次亜塩素酸水とは
厚生労働省のまとめによると
「塩酸又は食塩水を電気分解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液」です。
次亜塩素酸ナトリウムとは別物
「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」は、名前が似てますが別物です。
「次亜塩素酸ナトリウム」はアルカリ性で、酸化(働きを弱めること)作用を持ちつつ、原液で長期保存ができます。
ハイターなどの塩素系漂白剤が代表例ですね。
「次亜塩素酸水」は酸性で、「次亜塩素酸ナトリウム」と比べて不安定であり、短時間で酸化させる効果がある反面、保存状態次第では時間と共に急速に効果が無くなります。
ジアイーノは独自の性質
意外と知られてない事実として、ジアイーノで生成する次亜塩素酸水溶液は、次亜塩素酸ナトリウムだけでなく、次亜塩素酸水とも性質が違うんです!
ジアイーノは除菌と脱臭に高い効果を発揮させるために、独自の濃度・性質の次亜塩素酸水溶液を作ってるんですね。
アルコール除菌との違い
次亜塩素酸は、アルコールが入り込めないウイルスの内部まで入り込んで除菌します。
ウイルスって大きく分けると下記の2種類あるんですね。
- エンベロープウイルス:コロナウイルス、インフルエンザウイルス
- ノンエンベロープウイルス:ノロウイルス、ロタウイルス
「アルコール除菌」はエンベロープを破壊できるためエンベロープウイルスには有効ですが、カプシドを破壊することができないためノンエンベロープウイルスには効果が発揮されにくいんです。
一方、「次亜塩素酸」はエンベロープのみならずカプシドにもアタックできるため、両方のウイルスに効果があります。
「次亜塩素酸」関連のニュース
「次亜塩素酸を噴霧するのは危険」ってニュースを見たわ。
「児童がいる場所でも使っちゃダメ」って聞いたよ。
こんなニュースを見ませんでしたか?
こちらの”正解”となる2つの情報を取り上げますね!
次亜塩素酸水の有効性について
正しい情報はNITEがまとめています。
上のニュースのポイントは1点。
「新型コロナウイルスに対して一定の濃度以上の次亜塩素酸水が有効であることが確認された」こと。
次亜塩素酸水の噴霧について
こちらは厚生労働省のサイトでまとめられています。
ポイントは2点かなと。
- 「次亜塩素酸水」の空間噴霧に関して国際的に評価方法は確立されていない
- 消毒効果を有する濃度の次亜塩素酸水を吸いこむことは推奨できない
なんだか心配になりますよね、でも事実です。
厚生労働省の情報をもとにまとめてみました!
「パナソニック エコシステムズ株式会社」から下記の技術リリース。
ジアイーノの安全性
ここまでの情報をギュッとまとめると、
- ジアイーノはコロナへの効果を公表してない
- 次亜塩素酸水の噴霧は推奨されてない
- 次亜塩素酸水自体は一定の濃度以上でコロナへの効果はある
上記①は仕方ありませんが、②の「噴霧」と③の「濃度」に関して、ジアイーノは課題をすでにクリアしてます!
1つずつ解説しますね。
ジアイーノは噴霧式ではない
ジアイーノは「噴霧式」ではなく「気化式(揮発)」です。
「噴霧」とは液体を霧状にしたものです。
つまり人間の目でも見える液体スプレーですね。
一時期、加湿器に次亜塩素酸水を入れ、目に見えるスチーム方式で「噴霧」するお店を見かけませんでしたか?
「気化」は液をフィルターに浸透させて、風をフィルターに当てて水を気化させる仕組みで、人間の目では見えません。(ジアイーノから出てくる空気も見えませんよ!)
ジアイーノの濃度
ジアイーノは人がいる空間での使用に配慮した濃度です。
濃度の単位は「ppm」で表現します。
人がいる空間でも安全かどうかの判断基準は「EUリスク評価」というきちっとした環境基準があるんですね。
塩素ガスの環境基準は「0.5ppm」。
ジアイーノは「0.1ppm未満」。
繰り返しになりますが、ジアイーノは「気化式」ですし、濃度的にも安全と言えますよね。
- ジアイーノの濃度は10ppmじゃないの?
- ジアイーノの本体内の濃度は10ppmですが、放出される濃度は0.1ppm未満なんです。
- お手入れに関して気をつけることは?
- コチラの記事で分かりやすくまとめています!
濃度が安定するようジアイーノでは専用の塩タブレット以外は使えません。
食塩をつかって次亜塩素酸を電気分解する商品もありますが、食塩は商品によっては成分が違います。
この塩タブレットがスグレモノで、安全性と有効性をお客様任せにならないよう「形状」と「成分」を考慮した専用設計なんですよ!
詳しくはコチラをどうぞ。
塩タブレットをたくさん入れると効果は高くなるの?
効果は高くなるとは言えません。規定量である「1回1錠」以上入れた場合の性能や品質の保証はできないんです。
一般的に次亜塩素酸は、作ってから時間が経つにつれ効果が弱くなっちゃうんですね。
汚れと反応して濃度が薄まっていくだけでなく、使わずに置いておくだけでも効力が落ちていくんです。(容器に入った次亜塩素酸水に使用期限があるのはそのため)
だからこそ「ジアイーノ」は、機器内で次亜塩素酸水溶液を作るんです!
菌やニオイと反応して次亜塩素酸が減少しても、その場で新たに生成・補充することで、水と気体の次亜塩素酸濃度を保ち、除菌・脱臭力をキープ。
つくりたてのフレッシュな次亜塩素酸で、汚れた空気を洗っています。
活用例や納入実績
「次亜塩素酸」は僕たちの身近な場所で活用されています。
飲料水や洗顔、入浴で使う「水道水」なんてまさに。
塩素は水にとけると次亜塩素酸が生成されるため、僕たちは日常的に次亜塩素酸水溶液を使っているんですね。
また、パナソニックの次亜塩素酸技術は30年の実績があり、介護施設や保育所などにも納入されているんですよ!
まとめ
ジアイーノの安全性についてお分かりいただけましたか?
最後にもう一度おさらいしましょう。
- 結論
→ ジアイーノは「安全」です - コロナウイルスへの効果
→ ジアイーノは「医療機器」ではないので公表していません - 次亜塩素酸水とは
→ 塩酸または食塩水を電気分解した水溶液 - 「次亜塩素酸」関連のニュース
→ 次亜塩素酸水はコロナに有効だが、噴霧は推奨されていない - ジアイーノの安全性
→ ジアイーノは安全な濃度を安定的に「気化式」で出します - 活用例や納入実績
→ 30年の技術実績があり、身近な場所でも使われています
次亜塩素酸の「気化」についてのルールが早く決まるといいな、と執筆してて思いました。
また、次亜塩素酸は除菌・脱臭効果以外にも、カビや花粉、アレル物質の抑制にもpH・濃度によっては有効であることが報告されており、ポテンシャルはまだまだ底が見えません。
本日参考にした頼もしい商品はコチラでした!
ジアイーノの安全性は分かったけど、空気清浄機とは何が違うの?
下記に分かりやすくまとめているので、見てみてくださいね!