こんな悩みを解決できる記事を書きました!
この記事を書いている僕は、家電量販店に10年以上勤めており、今回解説する2022年モデルも実際に販売実績があります。
8年ぶりにフルモデルチェンジした、パナソニック・ドラム式洗濯機の2022年モデル「LXシリーズ」の特徴を分かりやすく解説します!
この記事では最上位機種である「LX129A」のことを中心に、2021年モデルと比較して進化した点を大きく3ポイントに分けて解説します。
この記事を読み終えることで、新商品の進化ポイントがサクッと理解できます!
「タテ型洗濯機」の新商品についてはコチラの記事をどうぞ。
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ラインナップ
ラインナップは上記4商品。
上位2モデル(LX129A、LX127A)はメーカー指定価格となります。
進化① デザインの進化
それでは進化ポイントに入ります。
8年ぶりのフルモデルチェンジは「デザイン」だけでなく、本体設計の見直しにより「容量アップ」と「低振動化」を遂げています!
ここでは「デザイン」と「容量アップ&低振動化」について分けて解説しますね。
デザイン(全モデル)
継ぎ目やおうとつを抑えたノイズレスデザインになりました。
従来のデザイン(VXシリーズ)は正直、他社と代わり映えしないデザインでしたよね。
デザインが売りのCubleシリーズは乾燥方式がヒートポンプではないので、「機能」のVXシリーズを取るか、「デザイン性」のCubleを取るかで悩んだ方も多いのでは?と思います。
今回そんな悩みを解決すべく、新商品LXシリーズは「機能」と「デザイン性」の両方を兼ね備えたモデルとなってます!
大容量12kg コンパクトビッグ(LX113Aを除く)
本体サイズはほぼそのまま、11kg→12kgに容量アップしました!
日立や東芝が12kgモデルを出す中、一番人気のパナソニックもようやく追いつく形です。
ただ容量がアップすると、本体サイズも大きくなってしまうのが痛いところ。
そこでパナソニックは本体内部の設計を見直し、徹底的に振動を抑える設計をする事で、本体サイズをほぼそのままで容量アップすることができたんですね(高さだけが1058mm→1060mmに2mmアップ)。
低振動を実現した大きな理由は、ドラム槽を支える脚(ダンパー)が「三本」から「四本」になったこと。
学校の椅子をイメージしてほしいのですが、「三本脚」より「四本脚」の方が絶対安定してるじゃないですか?
「低振動化」と「容量アップ」、ダブルで嬉しい進化ですよね!
進化② 本質機能(洗浄・乾燥)の進化
何もフルモデルチェンジしたのは見た目と容量だけではありませんよ!笑
もともと本質機能(洗浄力・乾燥機能)に定評があるパナソニックが更に更に進化を遂げています!
ここでは「洗浄」と「乾燥」に分けて解説しますね!
「洗浄」の進化(全モデル)
パナソニックだけの「泡洗浄」が更にパワーアップし、「スゴ落ち泡洗浄」に!
ところで「泡洗浄」ってなに?
ケースに入れられた洗剤を自動で泡立て、たくさんの泡で衣類を洗う洗浄方法になります!
他の洗濯機だって泡はできるんじゃないの?
洗濯槽を回した力で泡立てるだけでなく、給水口からいきなり泡水が出るのが「泡洗浄」のポイントです!
泡で洗うメリットは?
洗顔料も液体のまま使うよりも泡立てたほうが汚れ落ちがよくなるって聞いた事ありませんか?汚れ落ちが良くなる理由はキチンとあって、泡の表面には汚れ落としの源「界面活性剤」が集まっていて、その泡が汚れを「シュワシュワ~」と浮かせてくれるんですよ!
泡立てシステムを見直し、「泡の生成量」と「シャワーの勢い」を向上させる事で洗浄力がアップしています!
この動画がとても分かりやすいです!
- どうやって泡の量をアップさせたの?
- 泡をつくる機械に空気を引き込めるようになったからです!
窓パッキングの糸くずを自動で洗い流してくれる機能が付きました!
パナだけの機能という事もあり、店頭での販売時はコレが一番お客様に刺さります。笑
給水やすすぎ時などシャワーが出るタイミングで洗い、糸くずフィルターを通って排水してくれるんですよ!
ココって汚れが溜まりやすいので、こまめにお手入れが必要なんですよね。
そのお手入れから開放してくれる機能が付きました!
「乾燥」の進化
大好評の「ヒートポンプ乾燥」が「はやふわ乾燥ヒートポンプ」に!
乾燥シワを改善してます!
理由は2つ。
- 風が直接衣類に当たるよう風向きを調整(全モデル)
- 洗濯槽が大きくなることで槽内で衣類が広がりやすくなった(LX113Aを除く)
進化③ 【業界初】トリプル自動投入
洗濯機の中一番人気の機能と言っても過言ではない「自動投入」。
今や多くのメーカーが自動投入モデルを発売してますが、パナソニックが自動投入機能の「元祖」だってことをご存知ですか?
「元祖」メーカーであるパナソニックがさらに進化を遂げ、業界初の新機能がつきましたよ!
おしゃれ着洗剤対応(LX129A、LX127A)
液体洗剤や柔軟剤はもちろん、おしゃれ着洗剤まで自動で投入できるようになりました!
おしゃれ着洗剤とは、「エマール」などの中性洗剤ですね!
今まで「おしゃれ着洗剤」を使うときは手動で入れる必要がありました。
「おしゃれ着洗剤」も自動投入したい!という声は量販店でも本当に多くいただいていたので、とても嬉しい機能です!
洗剤タンクの大容量化(LX129A、LX127A)
自動投入タンクの容量がそれぞれアップしています。
まとめ
8年ぶりにフルモデルチェンジした商品はいかがでしたか?
最後にもう一度おさらいしましょう。
- デザインの進化
→ ノイズレスデザインに
→ 本体サイズはほぼそのままで容量12kgにアップ - 本質機能(洗浄・乾燥)の進化
→ 「スゴ落ち泡洗浄」で洗浄力アップ
→ 「はやふわ乾燥ヒートポンプ」で乾燥シワ改善 - トリプル自動投入
→ おしゃれ着洗剤にも対応
→ 洗剤タンクの大容量化