【新しいカタチのコードレス掃除機】バルミューダ vs ダイソン vs パナNS10K【デメリット必見】

掃除おじさん

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パナブロガー
パナブロガー

こんな悩みを解決できる記事を書きました!

この記事を書いている僕は、家電量販店に10年以上勤めており、パナやダイソン、日立、東芝などの掃除機において数々の販売実績があります。



ダイソンが火をつけた「コードレス掃除機」市場は年々めまぐるしい進化を遂げていましたが、ここ最近は各メーカーともマイナーチェンジが多くなっています。


そんな現状を打破すべく、バルミューダ・ダイソン・パナソニックから革新的な掃除機が発売されました!


本日はその話題の掃除機をご紹介。


記事前半では新しい「カタチ」コードレス掃除機の特徴を、後半では実際に使ってみた分かったメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。(特徴は分かってるからメリットとデメリットだけを知りたい方はジャンプしちゃってください)


この記事を読み終えることで、最新のコードレス掃除機のことがサクッと理解できます!

コードレス掃除機の種類

重心の違い


コードレス掃除機には重心が上(手元)にあるか、下(床)にあるかの2種類あります。


コードレス掃除機には大事な部品として「モーター」「電池」「ダストボックス(ゴミ箱)」があり、それらは1つの大きな「かたまり」になっている事が多いんです。


その大きな「かたまり」は部品の集まりなので、当然重たくなり、そこが「重心」となります。


重心の違いによるメリット・デメリットを下にまとめてみました!

重心比較表


新しいカタチのコードレス掃除機とは

クイックルワイパー型3モデル


低重心タイプの中でも「クイックルワイパー」をイメージしたような商品のことを言います。


「クイックルワイパー型」は持ち手が直線的に長く、掃除機を部屋に出しっぱなしにしても映えるデザインで気軽に掃除できることが売りです。


マイナーなメーカーが過去に発売していた事例もありますが、クイックルワイパー型に火を付けたのは、2020年11月に発売されたバルミューダの「BALMUDA The Cleaner」ですね。


その後、2021年4月にダイソンの「オムニグライド 」が発売、2021年10月に国内大手パナソニックからも「MC-NS10K」が発売になりました。

バルミューダから新商品

2022年5月、小型軽量化された「BALMUDA The Cleaner Lite」が発売。実際に使ってみたので下記からはそちらと他メーカーを比較しますね。


バルミューダ vs ダイソン vs パナソニック

クイックルワイパー型 掃除機 メーカー比較


3メーカーとも実際に僕が使ってみた感想をもとに比較してみました。(特に優秀と思った点を黄色くぬってあります)


この比較表をもとに、それぞれのメーカーを掘り下げてみますね!

バルミューダ

バルミューダの紹介
出典:バルミューダ公式


「クイックルワイパー型」の先駆者であるバルミューダのメリット・デメリットは下記のとおりです。


メリット

ホバークラフト


【浮いているような操作感=ホバー式】がこれがもう最高なんです。


お近くの販売店でぜひ試してほしいのですが、今までにない操作感で”掃除する楽しさ”を感じました。


ホバー式がもたらすメリットは「楽しさ」のみならず、手首を軽くねじるだけであらゆる方向にヘッドが回り、無駄のない動きで掃除ができること。


バルミューダがライバルは「クイックルワイパー」と言っているのも納得です。

デメリット


新商品は軽くなったとはいえ、本体が重かったです(新商品900g軽くなって2.2kg)。


コードレス掃除機の売れ筋商品の重さの平均は1.8kg前後なんですね。


掃除機って100g変わるだけでも体感として違いが分かります。


電源をつければホバーして軽々操作できるとはいえ、階段掃除など掃除機を持ち上げる場所には向いていませんでした。

ダイソン

オムニグライド
出典:ダイソン公式


ダイソンはもともと手元重心タイプでコードレス掃除機市場に火を付け、今も日本で一番人気のメーカーです。


「オムニグライド」はチャレンジ精神をもって、重心を下にずらした新商品です。


手元重心タイプにはなかったメリット・デメリットがありましたので解説しますね。

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メリット

ダイソンの付属ツール
出典:ダイソン公式


コチラもバルミューダ同様、360度全方向にヘッドがまわるタイプで、椅子の足まわりなどクルクルと掃除しやすかったです。


バルミューダと違ってホバー式ではないのと、ヘッドの首に関節があることで、クルクルまわしている途中に引っかかりがあるのは気になりました。(なので比較表では◎ではなく、◯としています)


それと昔からダイソンの強みではあるのですが、付属ツールの機能性や豊富さ、高級感がピカイチ。


特にミニモーターヘッドは優秀で、せまい場所やふとん掃除機として重宝します。

デメリット


じゅうたんの掃除が苦手なところです。


最初は自分の目を疑ったのですが、じゅうたんの上でヘッドに少し体重を乗せると、ブラシの回転が止まってしまうんですね。


フローリング文化の海外ブランドならでは欠点ともいえます。

パナソニック

MC-NS10K
出典:パナソニック公式


「ほうき」と「ちりとり」のように、掃除機本体とダストボックスを別々にした業界初の新商品です。


くわしくは別の記事で書いてますので、こちらを確認してみてくださいね!


メリット

クリーンセンサー
出典:パナソニック公式


記事で解説した以外のパナソニックの魅力はゴミセンサーである「クリーンセンサー」ですね。


これは人間の目では見えないゴミ(ダニのフンまで検知できる!)をセンサーで見つけたら、ランプでお知らせし、自動で吸引力を強くしてくれるスグレモノです。


汚れ具合に応じて吸引力を強弱してくれるから、運転時間が前後するんですね。


またフローリングやじゅうたん、畳など多種多様な日本の床に対応でき、じゅうたんの毛の奥のゴミまで検知してくれます!


このクリーンセンサー目的でパナソニックを買うお客様も少なくないんですよ!

デメリット


ヘッドが全方向型ではないことと、付属ツールの安っぽさです。


特に付属ツールの安っぽさは昔から言われていて、いつになっても改善されません。


せっかく本体はデザイン性も良く高級感もあるのに、付属ツールのつくりがそれに見合わず残念なんですよね。

まとめ


いかがでしたか?


話題の「クイックルワイパー型」掃除機、あなたにぴったりな商品はありましたか?


最後にもう一度内容をおさらいしましょう。


新しいカタチのコードレス掃除機について


  1. コードレス掃除機の種類
    → 上(手元)重心タイプと下(低)重心がある

  2. 新しいカタチのコードレス掃除機とは
    → クイックルワイパーをイメージしたような商品で、掃除の気軽さがポイント

  3. バルミューダ vs ダイソン vs パナソニック
    → それぞれ個性があり、操作感やセンサーで違いがはっきりと出ました


新しいスタイルの掃除機をぜひその目でお確かめください!


それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!